ビジョン作家(人文系の素養を背景に俯瞰的視点でのテレビ・スマホ・ICT・IOTなどの未来の提案)

日本に一社だけでもアップルやサムスンに並ぶセットメーカーが必要だ teiansuruhyouron@excite.co.jp https://twitter.com/teiansuruhyour1

4K以降の超高画質技術の戦略 ⑥補足 シェアが逆転する理屈の図説(作成中)

液晶テレビの時代になぜソニーサムスン(海外)とシャープ(国内)に負けたのか?

「素人理論」でシェアが決まっているとしたのが以下の記事ですが、もう一度、図で

わかりやすく解説します。(デザインなどの影響は除外して考えます)

 

teiansuruhyouronka.hatenablog.com

 

 

 

 

 

◆素人理論とは何か?

CMで画質に差があると盛んに宣伝されることで、一般人は画質に差があるという評価軸で商品を選ぼうとします。音質の世界のように素人には判断が難しい世界だと考えます。しかし、素人には画質の差は判別できません。そこで素人の考えた理屈で画質のいいテレビを選ぼうとします。

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◆素人における画質の評価の模式図 目で判断した差と、頭で考えた差

画質マニアによる画質の評価は肉眼による審美眼にもとづくものですが、素人理論では肉眼は頼りにならないので、頭で推測します。この『頭で考えた差』がシェア差と価格差として反映されます。

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◆海外の画質の評価の模式図

海外ではシャープはサムスンに初期から全く歯が立たず、ソニーも最初から首位争いで劣勢でした。原因としてサムスンフィーチャーフォン(imode時代の日本の高機能携帯を日本メーカー勢は海外に売り込めなかったが、サムスンは高機能携帯を売ることに成功した)を先に売っていたことで、先端技術の企業として認知されていたことが原因だと考えられます。

 

 

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◆鏡テレビの時代にはどうなるのか?

8KやHDRなどますます高画質の価値を伝えることは難しいものになってますが、「鏡」は素人理論で非常に直感的に価値が理解できる価値です。また鏡というライフスタイルの再定義が起こることを提案することにもなります(ただの高画質を訴えるだけではライフスタイルの再定義にはならない)。ソニーが、世界に先駆けて、いち早くその価値を発見して、不可能に見えることを可能にしようとする姿勢を大衆向けのマーケティングとして活用すれば、歴史的ブランド力を形成可能だと考えます。そして、それがサムスンとのシェア差・価格差として反映されると考えます。

 また、カメラや放送機器なども連動する形で、鏡を主導し牽引するという圧倒的立場も、大衆向けのマーケティングとして非常に強力に活用できるはずです。

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◆問題はいかに鏡の世界的なマーケティングを先取りするかにかかっている

企画的・マーケティング的な諸問題が競争の決め手になっています。鏡のフル規格まで普及を待っていると他社に出し抜かれる可能性があるので、超高級品でもいいので鏡テレビをとにかく先に出して鏡のマーケティングをしたり、簡易な鏡の規格を早急に提案すべきではないでしょうか。